ネリマニアン日記

  

　　あー最近、ルアーの釣りものも寂しくなってきたな、と思っていたら、今度の日曜からルアー・サワラ船を急遽開始するという。早速乗船予約。
　去年は３月に相模湾にやってきたサワラ（ちっちゃいからサゴシという）は、今年は１月なのにもうやってきた。
　奴ら（と呼びたくなるくらい人相が悪い）は顔も恐いが、なんと言っても歯が鋭い。太刀魚並である。
　　太刀魚もサワラも食卓でみると、従順でおとなしい切り身でしかないが、生きてるやつは全く油断できない危険な生き物である。顔の凶悪さは恐竜の想像図そのものである。
　そしてその凶暴さはルアーマンにとってはまた別の意味で怖い。経済的に怖いのである。痛いのである。出費が…
　ルアーに噛み付くのに失敗すると、奴らはハリスに噛み付いてしまい、一瞬で切れる。
ルアーがぷかぷかと浮かんで、海の藻くずと化す。
ジグが海底に沈み、オブジェになる。しかも鉛でできているので、環境に悪い。
全く困った魚である。こういう輩は、やっつけなければいけない。
という訳で、船上の人となった。
　
　ルアー船初日ということで、好き者たちが２０人近く乗船。ルアーメーカーの野呂兄弟の姿も見える。雑誌「つり丸」の記者も取材に来ている。
　初日なので、様子が分からず、とにかくいろいろやってみるしかない。　自分の作戦は、とにかくジグをロストしたくないので（しゃくって糸ふけが出ると、リーダーをかまれるので）ただ巻きで勝負、である。
一投目。反応なし。
二等目。ん？なんか重くなったぞ？　…ヒット！
なんだかあまり引かないが、丁寧に巻いてくると…　　つり丸記者の一眼レフカメラが至近距離で、こちらに向けられている！
う〜緊張する。これで来週の雑誌の表紙になっちゃうのかな〜、と思っていると、急に手元が軽くなった…
ばらした（涙）
　その後は、サバが入れ食いになったりもしたが、一日やって、結局サワラは船中１０本程度。
詳しくはRISEのニュースと、今度でる「つり丸」（記事にならないかも…）を読んでね。
今後に期待。

当日のヒットパターンは、いまいちつかめなかったが、２本釣った人は、ステイの青８０gを、鬼速ジャカジャカ巻き１０回につき１回ロングジャーク、といった感じ。ただし、疲れるのであまり長くは続けられない。
魚がたくさんいれば、早めのただ巻きで十分いけそうだ。
あまりジグを動かすとラインスラック（糸ふけ）が出て…
やっぱりやられた！釣れないのにジグロスト。
しかも、わざわざ安いジグを買って準備したのにそれは切られずに、釣れてる人のまねしてつけた、最近お気に入りのシャウトのステイに変えたらやられた…

苦労しましたが…
最後の最後で釣れました。あきらめなくてよかった（しつこい性格？）
ヒットルアーは「爆撃王６０g」　リアに カルティバ ST-３１の２番


まだまだ小型。５０センチくらい（狭腰→狭腹と出世魚）
この写真じゃわかりにくいが、歯がすごい。数は少なくて見た目はそんなに尖ってないが、すっぱりいく。フロロの１６号が一瞬で切られる。人間がどんなに引っ張ったって全然切れないのに…



お刺身最高！脂のってました。＠蛸庵
  

今年も宜しくお願いします。

初日の出（のつもり）



1月4日に三浦半島横須賀市長井の貴雅丸にて、釣り初めを行なう。
　最初、三戸輪のポイントにてジギングするが、反応なく、他船からの情報で剣崎沖でイナダが入れ食いとのことで移動するも、ルアーには食わず。
　またまた三戸輪に移動するとぽつぽつ食った。
前回釣行時、セルテート3000が折れた。前回(11月）と全く同じ場所が同じように割れてしまい、ダイワのリールに対する自分の（勝手な）信頼が崩れ落ちてしまった。
　前回はサバがあたってあわせた時、今回はイナダがあたった時。普通に使っていて、小魚があたったくらいで折れるのでは、とてもじゃないが使い続けるには不安がある。
　セルテートはジギング向きではないのだろうか。軽くて滑らかで、折れたりしなければ最高なんだが…
　とにかく、今回なそれがつかえないので、3500とキックスの300０を用意。
350０にはPE３号を巻いており、イナダにはおおげさだが、リーダーの太さ（12号）も食いにはあまり影響ないようだった。
　結果3人で9本（自分は3本）。釣果はいまいちだが、天気も良かったし楽しめた。
船宿（といっても船長の自宅）でいただく、昼食もおいしかった。
楽しい、釣り初めでした。